文京区本郷4-17-9 平井ビル3F 地図はこちら
診療時間:9:30〜12:00、14:00〜18:00(土曜日は16:30迄) 休診:日曜・祭日
-お問い合わせ・ご予約は-
TEL 03-3812-1155
1週間前に左上第2大臼歯を下で触ると違和感があり、鏡で見ると歯が割れていることに気づきました。 その後、5日後に診察を受け、歯冠を上から見て、竹で割ったように2つに割れていると診断され、その際には時間が無かったため割れた部分を削り、穴を埋めるという応急処置を受けました。 深くまで割れていたようですが、根まで割れているかはわからず、グラグラはしていなかったといわれております。 その歯自体は健康な歯で、一度も虫歯になったこともありませんでした。ただし、前からかみしめや食いしばりの指摘を受けて、夜にマウスピースを付けてました。 関係あるか分かりませんが、2ヶ月前に左側の歯が数日間痛く、眠れない日がありました。 痛い歯がバラバラだったこともあり、ロキソニンを処方頂き、様子を見て、数日後には痛みが消えました。 その後も、左奥歯はくいしばりなのか、若干ですが痛みのような違和感がありました。 今回、相談させて頂きたいのは、この左奥歯の治療についてです。 かかりつけの医師からは、「通常であれば抜歯をすることが多い」と告げられました。 昨日、電気診による神経チェックをしました。 左奥歯は、弱まっているのか、壊死し始めているのか、高い電気では反応はありましたが、弱いレベルでは感じ方はありませんでした。 先生からは、壊死し始めており、細菌感染が始まっているのではないか?と診断されました。 治療に関してです。 先生は、まずは延命になるかもしれないが、根本治療を早く行い、上から被せ物をした方が良いと言われました。 その治療の際に、根本の亀裂などもチェックできると思うと言われました。 一方、私は神経が弱っているが、回復するのではないか?という淡い期待も抱いており、先生からはセカンドオピニンオンも進められました。 お伺いしたのは、このような状況において、 (1)もし、根まで亀裂が行ってない場合も含め、神経は回復することを待つことは可能なのか? そのリスクの方が大きいのか。 (2)このような破折の場合は、根の亀裂どうのこうのではなく、根管治療をした方がよいのか? また、根管治療はどのくらいの期間までした方が良いのか? (3)根管治療した歯は脆くなると言われており、延命してもいずれわれてしまうことも考慮して、抜歯も考慮したほうがよいのか。 まずは、被せ物が正しいのか。 特に、(1)の神経が回復するのではないか。根管治療すると神経を取ってしまうため、回復の余地もなくしてしまうのではないか? ただ、このような症状では通常は、根管治療が必須であれば、その悩みも無駄かと思いました。
ご相談ありがとうございます。 今回はご提示いただいた3つのご相談にお答えしたいと思います。 まず一つ目の神経が回復するまで待つことはできるのか、またそのリスクはどの程度なのかというご質問に関してですが、今回の場合、歯が割れているかもしれないという可能性があり、その場合ですと歯の神経というよりも歯そのものを残せるかどうかの問題になると思います。 歯の神経は一度弱ってしまうと完全に元の状態に戻るということはとても稀です。 さらに、亀裂が入っているということはその亀裂の部分から細菌が侵入し今よりも症状が悪化する恐れもあります。 そのため今回神経の回復を待つことはリスクがあると思います。 続いて、今回のような場合は根管治療をどのくらいの期間したらよいのかというご質問ですが、根管治療自体の期間は1カ月かからないくらいかと思いますが、今回のように完全に根っこまで割れているのかが分からない場合は、いったん根管治療で様子をみてレントゲン上の所見や自覚症状に関して問題がないか定期的に経過を見る必要があるかと思います。 そのため根管治療が終わった後も継続的に歯科医院に通っていただく必要が出てくる可能性があるため、期間は長くなってしまうかもしれません。 最後に抜歯も考慮した方が良いのかということですが、確かに根管治療をして神経を抜いた歯は脆くなりやすいといわれていますが、抜いてしまった後その抜いた部分にできる処置は主にインプラントか左右の歯を削ってブリッジにするかという二つになるかと思います。 それに、根っこまで割れていない場合も考えると抜歯を現時点で決めてしまうというのは少し早いのではないかと思います。 もう一度かかりつけ医にご相談ください。
平井歯科医院 一般歯科・インプラント・口腔外科・矯正歯科・小児歯科・障害者歯科・訪問歯科・高齢者歯科 文京区本郷4-17-9 平井ビル3F [地図・アクセス方法] お問い合わせ・ご予約 TEL:03-3812-1155
※診療時間:最終受付時間より30分後 休診日:日曜・祭日