歯間ブラシをしてる時、

昔被せたセラミックの歯と歯茎のあいだから臭いがらするため近所の歯医者に相談に行きました。
セラミックも古かったのでまず外して中をみるということになりました。
先生が見た結果、土台の歯も問題なく隙間に歯垢があったせいでしょうということで新しいセラミックの型取りをしてその日は仮歯つけて終了しました。
しかし、帰宅後試しに歯間ブラシをしたところまだ何も食べてないのにまた同じ場所から臭いがしました。
そして先週セラミックが出来上がり装着の段階で、まだ臭うので本装着ではなく仮装着にして1週間様子をみたいと先生にお願いしました。
その1週間の間もずっと同じところからの臭いはありました。
そして今日、本装着の日で、やはりまだ臭うと伝えたら、今日本装着をして来週麻酔をして歯肉炎の治療をしましょう、ということになりました。
先生いわく、歯には問題ない、歯肉炎でしょうとおっしゃるのですが、今までさんざん私は臭いのこをお伝えしていたのですが、歯肉炎の話しは1度もでていなかったので驚きました。
そしてあれよあれよという間に、新しいセラミックが装着されました。

ここでご相談なのですが、先生しか私の中の歯をみてないので先生の目を信じるしかないですが、本当に土台の歯は虫歯などになってなかったのか。
歯茎は腫れたりしてないのに歯肉炎なのか。
来週麻酔をして歯肉炎の治療をするならなんで装着前の歯茎が露出してる段階で治療しないのか。素人考えですが、今日装着前だったら土台の歯もみえて絶対に治療しやすいと思うのですが…（セラミックを被せたからもう土台の歯も歯茎もみえなくなってしまいました）
まさか、プロの先生が土台の歯が虫歯になってるか見落とすわけないと思うのですが不安になってしまいご相談させて頂きました。

長くなりましたがよろしくお願いします。

ご相談ありがとうございます。

ご相談頂いている、歯茎の臭いの原因には①虫歯が進み、歯の神経が壊死している②歯周病により歯茎が炎症を起こしている③歯に汚れが付いているのが臭う④口腔以外に原因がある⑤実は臭っているように感じていても生理的な範囲内である為改善できないの５つが挙げられます。

まず①の臭いが出るほどの虫歯ですと、明らかにお痛みが出て、レントゲン像からも診断できるためこの可能性は低いと思われます。
②の歯周病は、歯垢が付いていても歯茎は炎症を起こしますので、恐らく担当の先生はまず先に③の汚れからの臭いを疑い、汚れを除去して経過を見て、歯周病によるものかどうかを判断しようとしたのではないでしょうか。
しかしながら、ドクターも人間ですので、万が一にも見落としたりする可能性も否定はできません。
④・⑤は最終的に、歯に原因が無かった場合にこの二つを疑っても良いと思います。
実は全く同じようなケースを体験しています。
上前歯の間から臭いがすると言われ、合ってないクラウンを外し、虫歯になっているところを除去し、精密にセラミックを入れ替えました。しかしながら患者様にはまだ臭いがすると言われ仮着でずっと様子を見ておりました。当たり前ですが、歯肉炎のあるような歯肉にはクラウンを装着しませんので、そのあとに歯肉の手術をするようなことはございません。
その方の場合には仮着で三カ月ほど様子を見たら段々と収まったとのことで解決致しました。したがってもしも歯肉に炎症があるようでしたら、仮着のままの方がよろしいかと思います。

まずは一度セカンドオピニオンの受診をしてみて、それでも歯には問題が無いようでしたら、一度口臭の専門科を受診されてもよいかと思います。 お大事になさってください。