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噛み合わせが子供の頃から悪く、奥歯の上下4本でしか食べ物を噛むことが出来ておらず、前歯など他の歯はうまく使えていない状態です。 最近、奥歯の虫歯治療での金属の被せ物が取れてしまい、歯医者さんで治してもらいました。奥歯が薄くなってしまっているため金属の被せ物では痛みが出るだろうとのことで、白い石膏のような詰め物になりました。 寝ている間の歯ぎしりが多いためか、白い詰め物も真っ平になってしまっています。時折痛みを感じることもあります。 奥の4本しか使えておらず、奥歯を最も酷使している状態で、このままでは奥歯がすり減って、なくなってしまうのではと心配になっています。 出来るだけ自分の歯で対応したいと思っているのですが、どのような治療方法、対応方法があるのか教えて頂けますでしょうか。
ご相談ありがとうございます。 噛み合わせのご不安は生活にも影響するため心配だと思います。 今回のご相談は奥歯しか当たっていない噛み合わせを改善するにはどうすればよいのかという内容でよろしいでしょうか。 まず、前歯があまり当たらず奥歯に負担がかかっている原因は奥歯のかみ合わせが高くなっている可能性があります。奥歯が通常よりも出てきてしまうと前歯が当たるよりもだいぶ先に奥歯同士があたり、奥歯に負担がかかってしまいます。このような状況を改善するには矯正治療が考えられます。出てきている奥歯を下に下げて当たる位置をコントロールすることでバランスの良い噛み合わせを得ることが目的となります。その方法はアンカースクリューというねじのようなものを顎の骨に埋めて、そのアンカースクリューを支えとして、ゴムで奥歯を引っ張るという方法があります。 また、歯ぎしりをされているとのことですが、歯ぎしりは噛み合わせを正しく保つことに悪影響を及ぼすため、マウスピースをお使いになると良いかもしれません。 お話を伺った限りでは、現在の状態はオープンバイト(開咬)と呼ばれる状態だと思います。オープンバイトは現在のかみ合わせのように前歯は当たらず、奥歯が主に当たる状態をいいます。この状態が続くといずれ奥歯が負担に耐え切れずに、かみ合わせが崩壊してしまう恐れがあります。アンカースクリューを用いた場合は、奥歯を下げることができるので噛み合わせの改善が期待できますが、あごの骨にねじのようなものを入れるため少し侵襲の大きい方法となります。それを避けた場合に選択できる方法がマウスピースを使い続ける方法で、こちらは侵襲はありませんが噛み合わせを改善するのではなく、奥歯の負担を軽減するのみに効果はとどまりますし、長い間使い続けていただくことになると思います。 この回答は実際に診察させて頂いたわけではありませんので、参考程度にとどめて頂けると幸いです。
ご丁寧にご返答頂きましてありがとうございます。直接伺えればどんなに良いかと思います。 お伝え出来ていなかったと思うのですが、上の奥歯は歯茎から2、3mmしか出ていない状態です。 奥歯がすり減ってなくなってしまう不安があります。このような状況でも奥歯が出ているということもあるということでしょうか。 どちらにしても、このような場合で矯正が有効ということですかね。なかなか高額なのでためらいます。マウスピースは歯科医院で専用品を作製して貰うということでしょうか。 メールだけで色々聞いてしまい、申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
返信ありがとうございます。 先日の説明では少し足りない部分があったと思いますので補足させて頂きます。 開咬の原因というのは上の顎と下の顎の成す角度が通常よりも大きくなってしまっているというのが大半で、その状態にあると上下の奥歯は互いに近接し、上下の前歯は離れてしまいます。今回の場合、奥歯が出ていなくて顎の関係が上に述べたような状態にあり、奥歯が通常より出ていなくても近接しているのだと思います。その状態を改善するために奥歯を少し下げるという対処法のお話をさせて頂きました。誤解を招くような表現で申し訳ありませんでした。 改めてお話から考え直してみたところ、歯科医院で歯の型を取ってもらい、マウスピースを作りお使いいただいた方がよろしいかもしれません。
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