当院では成人のマルチブラケット法を用いた矯正のみならず、混合歯列期(永久歯と乳歯が混在している時期)に取り外しの矯正装置を使用することにより歯列不正を予防することにも力を入れています。
代表的な矯正の必要な歯並び
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出っ歯(上顎前突) |
受け口(反対咬合) |
八重歯・乱ぐい歯
(叢生〈そうせい〉) |
開咬 |
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取り外しの拡大床 |
ムーシールド(3歳からの受け口に) |
成長発育を利用して、永久歯が良い位置に生える環境を整えたり、永久歯の成人矯正の際により有利な環境を整えることが出来ます。
歯を動かし始める前に、歯周病や虫歯などの治療をしておく必要があります。
歯に問題がなければ、どの様な所が気になるか詳しくご相談の上
- レントゲン写真
- 口腔、顔ぼうの写真
- 型どりによる模型
など、資料を取らせていただき診断します。
歯の移動を開始します。
矯正治療中は装置によって歯の清掃が難しくなりますので、ブラッシング方法を確認し、治療中に虫歯がすすんでしまったり、歯肉の状態が悪くなることのないようにケアすることが大切です。
歯を動かす治療が完了したら、後戻りを防ぐための装置(リテーナー)をつけていただきます。リテーナーの種類や期間はケースにより異なります。