初めでご相談させていただきます。

42歳３人の子供持つ主婦です。
小さい頃から虫歯になりやすく、一週間前に６年前に作ったセラミックでブリッジをしていた上左の奥歯からしていたブリッジが食事中とれました。

すぐに歯科に行きましたが支える両方の歯の神経もなく、虫歯になっていました。
歯の量が奥歯に関して一辺だけ2ミリを残してあとはそれ以下でブリッジをするにも10ミリある歯茎を2ミリ出してブリッジをかぶせるという治療法しかないとのことでした。
これが最後のブリッジで、骨の量も水平に減っていてもうインプラントは不可能、次は入れ歯しかないと言われ、ショックと将来の自分に待ち受ける恐怖喉を通らず眠れない状況です。

また下の右の奥歯も６年前に虫歯で歯が少なくなり歯が割れていて、抜歯。
すぐにインプラントをということになりましたが、若いのに下顎の骨の量が足らず、インプラントを断られてしまい、今は歯がありません。
寝る時だけ部分入れ歯をしている状況です。
こんな私でも、骨を増やすことは、また、ある程度持つインプラントができる可能性は残されていますでしょうか。
再度この状態でブリッジをすることによって、またすぐに他の歯の寿命まで削って抜歯になってしまうのが怖いです。

何か良いアドバイスあったらお願いいたします。

ご相談ありがとうございます。
小さいころから大変ご苦労されているようですね。

歯科医を35年やってまいりまして、人によって歯の硬さ（虫歯になりやすい歯？）は本当に差があることは感じています。
しかしながら、それ以上に虫歯になるかどうかの違いは歯の硬さだけでないことを、ステファンカーブという意味で今まで何回となくHPでもご紹介してきました。
そちらをぜひご参照ください。

次に顎の骨のボリュームの問題ですが、背が小さい顔の小さめの女性は確かに顎の骨のボリュームは少ない傾向にあることは事実です。
さらに、その骨質も歯の硬さ同様個人差は大きく骨質と歯の硬さは比例する傾向があるようにも思います。

もう一つ付け加えますと、歯を抜いた後の局所の骨の吸収速度はDNAによって決まっているという論文もございまして、誰でも吸収する方向にあるもののそのスピードにも個人差があるようです。

そのような厳しい条件が重なっているようですが、現代医学は大したもので、やろうと思えば不可能なことは大変少なくなっております。

私ができるなどと大それたことは申しませんが、もしも可能ならセカンドオピニオンとして一度拝見させて頂ければと思います。
宜しければメールにて相談済みの旨伝えご予約下さい。
それらの専門の先生をご紹介できるかもしれません。